この記事では、メトロールの『国内営業の仕事』について詳しくご紹介します。
どんなに良い製品があっても、それを必要としているお客様に届かなければ意味がありません。
どの企業でも「営業職」は、商品やサービスを必要としているお客様に届けるという点で共通していますが、「誰に」「何を」「どうやって」売るのかによってしごとのやり方は大きく変わってきます。
本記事では、メトロールにおける国内営業について、仕事の特徴や内容、必要なスキルなどを詳しくご紹介します。
この記事を読んでわかること
メトロール国内営業の
- 仕事の内容
- 特徴
- 身につくスキル・キャリア
- もっていると活躍しやすいスキルと経験
- やりがい
目次
メトロールのお客様は誰か?(商流・顧客)
メトロールは企業向けに製品を提供するBtoB企業です。
その企業群のなかでも営業が自社製品を販売するお客様は大きく2つのグループに分かれます。
①装置メーカー
②エンドユーザー
①装置メーカーとは
モノづくりに使われる“装置”を製造・販売する企業を指します。
装置メーカーが製造・販売する「装置」は色々な種類があり、
・工作機械
・医療用機器
・半導体製造装置
・産業用ロボット
などが含まれます。
装置メーカーは、メトロールのセンサを自社製品(装置)に組み込む目的で購入します。
実際にセンサを活用してものづくりをする「エンドユーザー」とは購入目的が異なります。
メトロールのセンサは約200以上の装置メーカーに採用
装置・設備は、通常さまざまなオプション機能を搭載して製造業企業に販売されます。
つまりメトロールのセンサを装置の「正規オプション」に採用していただくは重要ミッションの1つです。
メトロールのセンサをメーカーパーツとして正式採用、搭載実績のある装置メーカーの数は 約200社以上にのぼります。
②エンドユーザーとは
エンドユーザーは、購入した装置を活用してモノづくりをするメーカーを指します。
車やスマホなどの最終品、もしくは最終品に使用される部品を製造しているメーカーで、その業種は多岐に渡ります。
【メトロールのエンドユーザーとなる代表的な業界】
・自動車完成品メーカー
・自動車部品メーカー
・半導体メーカー
・家電メーカー
メトロールの国内営業の特徴
ここからは、メトロール国内営業の特徴をご紹介します。
特徴1:カスタマイズで課題解決「提案型営業」
特徴2:ルート営業でなく、新規開拓がメイン
特徴3:転勤ナシ、営業拠点は東京本社のみ。
特徴1:カスタマイズで課題解決「提案型営業」
メトロールには、ものづくり企業のお客様から日々切実な悩みが寄せられています。営業は、お客様の課題やニーズを丁寧にヒアリングし、センサを通じたソリューションを提案します。
開発している装置を小型化したいが、設置場所を取らない小さいセンサはないか?
高温や真空など特殊環境でも精度を保証するセンサはあるか?
検査作業にバラツキがあり困っている。人手も足りない。センサで標準化できないか?
メトロールはセンサのカスタマイズが得意で、お客様の用途に合わせておよそ1万通り以上のカスタマイズに対応しています。
標準品のカスタマイズで対応できない場合はお客様専用のオーダーメイドで設計するなど、それぞれの課題・ニーズに寄り添った提案が可能です。
特徴2:新規顧客の開拓がメイン
営業スタイルには
1:新規顧客の獲得を目指した「新規営業」
2:既存顧客の継続を目的とした「ルート営業」
3:代理店のサポートをメインとした営業
などがあり、メトロールでは新規営業の比重が大きいのが特徴です。
もちろん、既存顧客や代理店のフォローも重要な業務ですが平常時では新規開拓を優先して行います。
新規の「引合い」獲得方法は?
商談のきっかけとなるお客様からの引合いの獲得方法ですが、メトロールではWEBサイトへの問い合わせや商社からの紹介といったいわゆる「プル型営業」をメインに実施しています。
引合い獲得方法の種類
●「プッシュ型営業」:営業が起点となって顧客にアプローチする
●「プル型営業」:顧客の方から企業に接触してくる機会を待つ
最も重要な「WEB引き合い」
メトロールの国内営業は、お客様からの「WEB引き合い」から商談に繋げ新規顧客を増やしてきます。
新規開拓がメインでも接点のない見込み客へのテレアポや飛び込み営業は基本的に行いません。
【プル型営業で新規開拓できているのはなぜ?】
メトロールでは、マーケティング部が主体となり製造業界の中でも早くからウェブサイトのコンテンツ作りに力を入れてきました。
コンテンツは、顧客が自らメトロールの商品を見つけ、アクセスするためのきっかけとなります。
「導入事例」や、「製品の比較実験」など顧客に役立つコンテンツを日頃から提供し続けることで、顧客がいざ課題を抱えたときにメトロールに相談してみようと考えてもらえるかもしれません。
見込み客に向けた情報発信は地道ではありますが、その”種まき”が少しずつ実を結び商談に繋がっています。
特徴3:転勤ナシ、営業拠点は東京本社のみ。
メトロールの営業拠点は東京立川市にある本社のみで、転勤はありません。
エリアや重要顧客ごとに営業担当者を割り振り、原則出張ベースで日本全国をカバーします。
国内では約4000社のお客様と取引実績があります。
メトロールは、東京都立川市にある本社に開発部門や製造工場などすべての部署が集約しているため、部署間の連携がとりやすい環境です。営業にとって、技術的な疑問を開発部に直接聞いたり、製造工場に製品の現物をすぐに確認できるなど、その素早い対応でお客様の満足度アップに繋がるメリットがあります。
メトロール国内営業の具体的な仕事
- ①問い合わせ対応
- ② 顧客訪問
- ③ 製品開発会議
- ④PR活動(工場見学・勉強会・ミニ展など)
- ⑤ 展示会運営
主な仕事① 問合せ対応
メトロールでは、web引き合いの商談が6割以上を占めます。
お問い合わせフォームなどを使って接触のあったお客様に対して、メールや電話で技術的な質問に回答し、納期や価格調整などに応じます。
主な仕事② 顧客訪問
センサを使っている、もしくはセンサを選定する職種のお客様を中心に訪問します。
・装置や治具の設計者
・工作機械のユーザー
・生産ラインを構築する生産技術者 など
設計や機械加工のプロセスに関するお悩みを丁寧にヒアリングし、センサを通じた提案を行います。
基本的に社用車や電車での外回りが多い勤務体制となります。
主な仕事③ 製品開発会議
週に一度、開発部のエンジニアや、経営陣を交えた新製品開発会議に参加します。
メトロールでは常に新製品の開発・改良が行われているため、最終ユーザと接点を持つ営業部はユーザニーズを正確に把握して自社に持ち帰り、製品開発に反映する役割を担っています。
主な仕事④PR活動(工場見学・勉強会・ミニ展など)
メトロールでは自社工場をショールームのように活用し、実際にセンサの使い方や導入効果を見てもらう工場見学会を積極的に開催しています。営業部はお客様のアテンドを担当し、自動化設備や、設備に搭載されているメトロールセンサの活用方法などを目の前でご紹介しています。
「勉強会」は、メトロールのセンサを販売する商社の関係者が製品知識をつける目的で行われます。
メトロール商材は特にニッ値の分野であるため、製品の特長やターゲットにしてほしい顧客層などを営業の方々と共有します。
主な仕事⑤ 展示会運営
展示会では、商談の創出、名刺交換、見込み客の獲得が最重要ミッションとして
『JIMTOF』や『ものづくりワールド』など、製造業関連の主要な展示会に年に3、4回ほど出展しています。
営業部はマーケティング部をフォローするカタチで「どう見せるか」を検討し、ブースの準備をします。
・展示する製品の選定
・PR戦略の立案
・ブースディスプレイ設計・設営
・販促物(チラシやカタログなど)の準備
・動画の作成・チェック
・デモ機の運用
同業者が一堂に会する会場は、製造業界のトレンド調査の機会にもなっています。
もっていると活躍しやすいスキルと経験
メトロールの営業職を検討するうえで、以下の項目に興味や知見がある場合は、当社の商材やビジネスモデルをより理解しやすいかもしれません。
- 工作機械・切削加工に興味・知見がある
- 自動化・ロボットに興味・知見がある
- NC制御の概念に興味・知見がある
- 電気・メカいずれかの知識がある(営業レベルでOK)
- SFAなどの営業支援ツールを抵抗なく使用できる
- μ(ミクロン台)の精度を扱う商材に関わっていた経験
- 装置メーカーへのビルトインを目的とした商談経験
- 商社・販売店などを巻き込んで政策的な営業活動が得意
メトロールの国内営業で大切にしていること
ここからは、メトロールの国内営業が大切にしていることをご紹介します。
メトロールの営業チームは
・チームワーク
・知見の共有
の2つを重視しています。
個人の成果を重視されるがゆえに「個人商店化」しやすく、一人一人のパフォーマンスにばらつきがでやすいのが営業職の特徴です。しかしメトロールではメンバー全員が同じパフォーマンスを挙げられるように次のような行動指針を掲げています。
指針1:顧客フォローはスピード命
お客様に対する「レスポンスの速さ」を大切にしています。
開発部や製造工場が東京立川市の一拠点に集約しているため、製品の現物や、過去の製品を工場ですぐに確認できたり、製品開発時の技術的な質問を直に聞くことができます。他部門と密にやりとりができ、スピーディーな決断が可能になっています。
指針2:徹底して記録という財産を残す
SFAへ営業活動の足跡を記録として残すことが徹底して求められます。
月に1回行う営業会議では、成功体験だけでなく失敗体験を記録・共有し、チームメンバー全員でトライアンドエラーと改善のサイクルを回し、メンバー間での知識の格差を可能な限り無くします。
仮に失注したとしても、次の成功につなげるための貴重な糧としてチーム内でシェアすることが重視されます。
指針3:「売って終わり」ではなく、営業推進にパス
製品を販売した後に、お客様が購入したセンサをどのように活用されているか、まで追ってヒアリングしています。
改善事例を提示することで、同じような悩みを抱えたお客様の役に立ちます。
国内営業社員インタビュー
ここでは メトロールの国内営業にやりがいを聞いてみました。
商材の豊富な選択肢や、顧客の幅広さが営業の面白さつながっている
メトロールの製品群は大きく分ければ4つなんですが、それぞれの製品から派生するラインナップが非常に多いのが特徴です。
製品の豊富なオプションやカスタマイズ、さらにオーダーメイドなども駆使して、お客様に最適な製品を提案することができます。
商材に創意工夫できる余地が多く残されているということ、そこがメトロールの営業の面白さに繋がっていると思います。アプローチする業界も幅広いですし、これまでになかった全く新しいセンサの使い方をお客様と一緒に発掘することも可能です。
お客様の課題解決と、未来のFA業界への貢献が大きなやりがい
自分が提案した製品でお客様が抱えている問題や課題を解決できた時に、大きな喜びを感じます。
メトロールの製品は、今後さらに高度な自動化技術が必要とされるFA化に必要不可欠です。そんな先進的な業界で私たちの技術力が使われているということにやりがいを感じています。
メトロールでは一緒に働く仲間を探しています。
メトロールは生産設備や工作機械などの自動化に貢献するセンサーメーカーです。東京都立川市で作ったセンサは世界74ヶ国、7000社以上のお客様にご利用いただいています。次世代のものづくりや設備に使用されるユニークなセンサの企画から開発・製造までを一貫して行う開発型メーカーでもあります。
メトロールブランドを共に支え世界へ広めてくれる仲間を探しています! 少しでも興味を持っていただけた方は、メトロールまで気軽にご連絡ください。まずはカジュアル面談からという方でもOKです!