遊び道具が揃ったガレージに必要なのは、
チャレンジ精神旺盛な愉快な遊び仲間だ!

株式会社メトロール 代表取締役社長 松橋 卓司

株式会社メトロール
代表取締役社長 松橋 卓司

コロナ禍をきっかけに、自宅やリゾートでリモートワークをすることが、理想の働き方であるかのように語られている。

—社員は満員電車で通勤しなくていい。
—経営者も高い賃料を払ってオフィスを確保しなくていい。
—顔すら出さずにリモートで報告すれば、経営者も社員もWin Win。
本当にそうだろうか?

「社員は、上からのノルマと命令、仲間との出世争いに明け暮れる毎日に、疲れてコロナを言い訳に、ただ会社に行きたくなくなったんじゃない?」

「経営者は、パワハラ問題や、社員同士のいざこざで、社員が辞めたり病んだり、人間関係の監督責任を問われるから、いっそのことリアルをやめてリモートにして、業務委託契約みたいに雇用ができれば好都合?」

私は、そう疑っている。(笑)

ユニークなモノづくりを、みんなで楽しみたい

僕たちのご先祖様は、自然からの恵みを神に感謝し、厳しい労働作業の辛さを、仲間と助け合い歌を歌い、収穫物をわかちあい、対話しながら地域社会で生きてきた。
一人、部屋の中で「どうぶつの森」で高得点が取れても、リアルに生きていくこととは違うと思う。

僕は「会社」という場を、オモチャがいっぱいあるオトナの遊び場にしたいと思っている。複雑系といわれる現代、ハードとソフトが入り混じり、スペシャリストが集団で構想することから仕事は始まる。命令とかノルマで効率良くできる仕事は、所詮、作業の域を出ることはできず、求められる仕事のレベルには及ばない。
遊びの中から人は繋がり、ありのままを認め合うことから共感安全の場が創られ、クリエイティブな世界が生まれてくる。

幸いな事に、肉体に負荷のかかる辛い労働や、単純繰返し作業は、クラウドやロボットがやってくれるようになった。3Dプリンター・NC5軸加工機・電子顕微鏡 ・高速度カメラ・自動組立機・ロボット、リアルにモノを創るための遊び道具が、ガレージ(会社)にはちらばっている。新しい遊び道具が欲しくなったら、仲間とつるんでリクエストすれば、個人では購入が難しい1000万円以上のガジェットでも、いろいろ購入できる。
皆んなで、遊び道具をいじくり回して、創造という名の新たな挑戦!・・・じゃなかった、『遊び』ができる。

個性豊かな遊び仲間が集い、互いにありのままを認め合い共創していく。
年齢、国籍、性別、個性、能力の違う 個性豊かな仲間が集い、ありのままを認め合い、遠慮なくアイディアを出し合い
意見が違ったら「ア~でもない。コーでもない」実験を繰り返し検証し、集団思考で世にも不思議な、ユニークな製品を創りだす。

認め合える仲間がいるから、新たなチャレンジができるんじゃないか

「新製品が出来たんだけど使ってみない?」75ヶ国以上の世界中のユーザーに語りかけ、時に文句を言われ、時に喜んでもらって、製品を手直しして、満足してもらったら投げ銭のように、製品のお代をいただく。

たとえ売上が保証されても
-特定の会社の下請けはやらない
-自分たちの製品を、他社ブランドやノーブランドで販売しない

自分達のアイディアを、金属の塊から削り出し、精密に組み立て、品質もしっかり検証して、その証をブランドとして刻印、作品を世界に向けて発表していく。

役職じゃなくて役割
議論じゃなくて対話
競争じゃなくて共生

会社はオーケストラ。
社員は、それぞれ得意な楽器を練習しアンサンブルで新曲を奏でる。
少人数でジャズのセッションをやってもいいし、大人数でオーケストラみたいに、ビックプロジェクトをやってもいい。
プロジェクトごとに、リーダーをやっても、フォロワーをやってもいい。互いに複数の、プロジェクトを掛け持ちしていく。
そこには、出世の勝ち組も負け組もない!
ありのままを認め合う、繋がる仲間がいるだけ!

そんなワクワク ドキドキ
新しいことにチャレンジしたい仲間が集う
「会社」という名の、ガレージみたいな遊び場で僕たちと一緒に働きませんか?

代表取締役社長 松橋卓司